2023.2.19

【第55回大会】30キロの部の表彰式が行われました

3年ぶりに開催された第55回大会 30キロの部の表彰式が、19日（日）14時40分から住友金属鉱山アリーナ青梅前ステージで行われ、男女それぞれの総合、40歳代、50歳代、60歳以上の入賞者が表彰されました。

男子総合の部を制したのは、招待選手の名取燎太選手（コニカミノルタ）。最後の最後で後続を振り切り、自身初挑戦となる30kmレースを見事優勝で飾りました。

「これまで走ってきたレースで、一番キツかった」と振り返るように、起伏の激しいコース、変化する気象、さらには社会人1年目から苦しんできた故障の影響など、さまざまな障壁に立ち向かった名取選手。残り3kmでスパートかけますが、大会2度目の優勝を狙った岡本直己選手（中国電力）に再び追い付かれる展開に。しかしここからトラックで培ったスピードを活かし再びスパート。最後の直線でのデッドヒートを制し、ゴールテープを切りました。

【男子総合】
1位　名取燎太（コニカミノルタ）1:31:57
2位　岡本直己（中国電力）1:32:01
3位　橋本尚斗（大塚製薬）1:32:29

女子は招待選手の福居紗希選手（三井住友海上）が1時間44分48秒で優勝。30km以上のロードレースで初めて表彰台のトップに立ちました。

招待選手同士の争いが予想された女子の部。「ラスト5kmの勝負になる」と福居選手自身も予想していましたが、20km付近で仕掛けてそのまま独走状態に。最後は2位に約2分の差をつけてゴールしました。「3月の名古屋ウィメンズマラソン、そしてその先に目指すMGCへの大きな自信になる」と、初めての栄冠の喜びを噛み締めていました。