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2023.2.19

【第55回大会】女子30キロの部総合優勝、福居紗希選手(三井住友海上)インタビュー

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第55回大会、女子30キロの部総合は、福居紗希選手(三井住友海上)が、1時間44分48秒で優勝しました。

富山県出身の26歳。2021年の名古屋ウィメンズマラソンで2時間30分31秒の自己ベストを出し、ここらからMGCそしてパリ五輪を目指してマラソン強化に励んでいます。

同日他の大会に参加する三井住友海上女子陸上部・渋井陽子コーチから「お互い頑張ろう」とエールをもらったという福居選手。初めての青梅路は「アップダウンの厳しいコース。ラスト5kmまでは他の選手と競いながらの展開になる」と予想していました。

しかし「男子の選手に引っ張ってもらい、いい流れに乗れた」と振り返るように、順調に前半の登り坂を超えると、苦手意識のある下りでもペースが衰えることなく、20km付近で独走体制に。「一人旅になった分、最後のもうひと頑張りが不十分だった」と反省を口にするものの「目標としていた1時間45分はクリアできた」と、会見では満足げな表情を見せてくれました。

「これまで優勝の経験がほとんどなかったので、青梅マラソンでの結果は素直に嬉しい。3月の名古屋ウィメンズマラソンで結果を残し、MGCの出場権を獲得することが目標。集団の中でしっかり勝負出来るように準備したい」と、これまで多くのランナーがステップアップのきっかけとした青梅マラソンでの優勝を自信に、今後への抱負を聞かせてくれました。

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◇福居紗希(三井住友海上)
1996年3月25日、富山県出身。26歳。城西大学卒。2021年の名古屋ウィメンズマラソンで2時間30分31秒をマーク(15位)。2022年名古屋ウィメンズマラソンは22位。