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2016.3.01

【第50回大会】会場でランナー激励イベント、マラソン向けストレッチ情報も必見

スタート地点となる青梅市役所、および青梅市総合体育館では大会当日、ランナー激励のステージイベントを開催。会場には吉本興業のげんき~ず(宇野けんたろう、元気☆たつや)、タレントの福島和可菜さんがゲストとして登場しました。

 

■げんき~ず宇野けんたろうが語る今日のコンディションは最高?

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御岳山の健康大使としても活動しているという福島さん。フルマラソンの記録は3時間9分で、今回の大会では30kmの部への出場が決まっています。一方、げんき~ずのタイムはというと、宇野けんたろうさんが2時間34分、元気☆たつやさんが3時間23分とのことでした。

 

ちなみに、レース前日は大雨となり、会場の上空にはいまだに曇天が広がっていました。しかし、宇野さんの話によると、今日のコンディションは最高とのこと。

 

「実は身体を慣らすために、朝5時から走ってきました。風もなく、暑すぎず、ちょうどいい感じです」(宇野)

 

ただし、涼しいせいか、走っても喉が渇いていないように感じるので、そこはきちんと給水をしてほしいとのことでした。

 

■マラソン前にやっておきたいストレッチ

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その後、ステージではランニングアドバイザーの市河麻由美さんを招き、レースに向けてのストレッチが行われました。時刻がまだ8時台ということで、会場はまだまだ冷え込んでいましたが、そんな時にオススメなのが肩甲骨のストレッチとのこと。ここを動かすだけでも、寒いときには身体が温まるということです。

 

また、青梅のコースはアップダウンが激しいので、後半辛くなったらしっかり腕を振ること。そのために腕と胸のストレッチが念入りに行われました。さらに、疲れてきたら背中を伸ばすことも大切だということです。

 

「後半に呼吸があがってくると、背筋を使ってしまうので、背中が凝ってくる。さらに、肩に力が入って、背中が丸まると首にも負担がかかってきます。この負担を軽くするために、背中と首をストレッチしておきましょう」(市河)

 

こうした後半の疲れが前に出てくるタイミングでは、とにかく背中を丸めないこと。お腹を意識して、ズボンのチャックを閉めるイメージをするだけでも、腰が高い走りができるそうです。

 

その他、宇野さんからは、青梅の激しいアップダウンに合わせて、どんな走りを心がけるべきかという質問がありました。これについて、市河さんは「上りでは腕の振りで走ることが大事」とコメント。

 

「そのために、肘を後ろに引くことをイメージします。そうすれば、自然と腕が振れるので、後は体重を前に乗せて、顎を引いて、へそでお腹を押すように走ると良いでしょう」(市河)

 

では、反対に下りを走るときには、どうすればいいのでしょうか? 宇野さんは「下りの方が走るのは楽」と言っていましたが、実は下りの方が脚への負担は大きいそうです。その原因は下り坂に合わせて無意識にブレーキをかけるため、つま先で踏み込みすぎるのが原因とのこと。脚が付いたらすぐに前に進むイメージで、歩幅を小さく走るのがポイントとのことでした。

 

■大会のムードは熱く、そしてアットホーム?

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ステージ終了後、福島さんとげんき~ずのお二人にお話をお伺いすることができました。大会の雰囲気について、福島さんは1万9000人ものランナーが集まったことによる熱気を感じたとのこと。

 

「ただ、皆さん和やかな雰囲気で、頑張るぞ! というより楽しみながら走りたいというイメージでした。普段は御岳山にパワーを貰っていますが、今回は青梅のパワーを感じながら、一メートルずつ大事に走りたいと思います」(福島)

 

げんき~ずの宇野さんも、みんなで楽しみながら走ろうという人の多さを感じていたそうです。ただ、その中でもたつやさんは、大会にかけるランナーの本気度も感じていたようでした。

 

「ゲストランナー勢も豪華ですからね。川内さんも出ますし、そういったガチで参加する人はみんな、2020年のオリンピックを目指しているんじゃないでしょうか」(たつや)

 

その他、会場に並ぶブースでは地元の食べ物などもあり、「まだまだ知らない青梅の魅力が楽しめるイベント」(福島)となっていました。