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【第51回大会】女子30キロの部優勝者、宇都宮亜未選手(キヤノンAC九州)インタビュー
女子30キロの部は宇都宮亜未選手(キヤノンAC九州)が、1時間46分24秒で優勝。2位に13分12秒をつける圧勝となりました。
レース直後、「優勝は狙っていたのでうれしい」と笑顔で語ってくれた宇都宮選手。今大会では、彼女のライバルと思われた、招待選手の小指有未(ワコール)が欠場、同じく招待選手の鷲見梓沙(ユニバーサルエンターテインメント)が途中棄権したこともあり、スタートから青梅路をほぼ“一人旅”。折り返し地点を過ぎ、後続とのタイム差を確かめ、レース途中から優勝を確信したそう。
「ここまで2位と差がついたのは想定外。レース前は招待選手と競り合うと思っていたので、周りに女子の選手が見あたらず少し戸惑いましたが、男子選手の力も借りながら、自分のリズムを刻んで走りました」。
これまでの30キロ自己ベストは1時間48分10秒。見事、1分46秒もの記録更新となりましたが、「走りながら力不足を感じるところもあった」と、満足はしていない様子。次の目標を、優勝選手が招待される4月のボストンマラソンに定めました。
「マラソンを走るのは初めて。まだまだ練習が足りないので、しっかりと調整し、自分で納得のできる記録を出したいです」。
宇都宮選手、おめでとうございます! ボストンマラソンでの好走を期待しています!
◇宇都宮亜未(うつのみや・あみ)
1995年9月19日、大分県出身。21歳。日本文理大付高卒。キャノンアスリートクラブ九州所属。ハーフマラソンのベストタイムは1時間13分59秒。155センチ、40キロ。