大会レポート

2013.2.22

【第47回青梅マラソンレポート】10キロの部

男子は、茂木圭次郎選手(拓大一高)が、後輩の横田佳介選手(拓大一高)の前で意地のゴールテープを切り、女子は、谷萩史歩選手(八王子校)が、高校生10キロの部の大会新記録で制した10キロの部。

表彰式の様子はすでに紹介しましたが、今回は、そんな10キロの部を、写真とともに振り返ってみましょう。

2月17日大会当日。天候は曇り、気温4.5度、湿度35%、南東の風0.6m――。
午後9時頃のスタート地点にはすでに、号砲が響くのを待つ、たくさんのランナーの皆さんの姿がありました。

今大会の10キロの部の招待選手は、正井裕子選手(日本ケミコン)。

そのほか、ゲストランナーとして、千葉真子さんや、平塚潤さん(第27回大会30キロの部優勝者)が参加し、スタート前から注目を集めました。


そして午前9時30分、今大会10キロの部のスペシャルスターターで、ロンドン2012パラリンピック・ゴールボール女子の金メダリスト、若杉遥さん(勝沼在住)の号砲とともに、ランナーの皆さんがスタート!

「初めてのスターターで少し緊張しましたが、ランナーのみなさんの熱気が伝わり、パワーをもらいました」。大役を果たした後、若杉さんは笑顔でコメントしてくださいました。

スタートから約30分後、1位の茂木圭次郎選手が、ゴールテープを切りました! そして、この笑顔!

続いて、2位の横田佳介選手(拓大一高)、3位の岡田健選手(国学院久我山高)がゴールイン。

そうこうしているうちに、女子の1位、谷萩史歩選手(八王子校)がゴールテープを切り、正井選手は、惜しくも2位に……。


その後も、ランナーの皆さんが、続々とフィニッシュ地点に駆け込んできます。
……と、そのなかに、毎年、10キロの部に出場している竹内俊夫青梅市長の姿が!

「毎年、体力との戦い」と苦笑していた竹内市長でしたが、今年も、最後まで力強く地面を踏みしめながらゴールイン!

レース後には「最高のコンディションだった! 沿道の声援も素晴らしい!!」と、晴れ晴れしい表情で、インタビューに答えてくださいました。

さらに、ランナーの皆さんのゴールラッシュ。
そんななか、市民ランナーの皆さんに混じって、ひときわ元気よく駆けてきたのは……ゲストランナーの千葉さん!
ぽんぽんっと、市民ランナーのみなさんの背中を叩いて励ました後、両手をあげてゴールイン!

「すごすごい、みんな早いですね~」と、レース直後、10キロ走ったばかりとは思えないほど元気な声で、市民ランナーの皆さんを称えていました。
「市民ランナーの皆さん、レベルが年々上がっていますね! 青梅は沿道の声援もすごくて、なんか自分がアイドルになったみたいな気分(笑)。楽しいですね」と千葉さん。

そして、無事にレース終了。

今大会の10キロの部の参加者は、男子2641名(完走者2591名)、女子1675名(完走者1637名)でした。出場したランナーの皆さん、お疲れ様でした!!