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【第57回大会前日レポート】開会式やスペシャルトークショーで大会ムードが高まる!
第57回青梅マラソンの開催を翌日に控えた2月15日(土)、住友金属鉱山アリーナ青梅(青梅市総合体育館)で開会式が行われました。
会場には、大勢待利明青梅市長をはじめとする来賓や関係者、招待選手が集まり、スペシャルトークショーやランナー応援イベントも実施。歴史ある青梅マラソンの開幕にふさわしい熱気に包まれました。
開会式は恒例の、歌手の三田りょうさんによる大会公式ソング『春呼ぶ祭典(まつり)』で幕開け。青梅市立第三中学校吹奏楽部の生演奏、三田さんの熱唱に会場を埋めた観客から手拍子が湧き起こりました。
式典では、大勢待利明市長をはじめ、青梅市議会の島﨑実議長、井上信治衆議院議員、森村隆行都議会議員らが登壇。出場するランナーに激励の言葉が贈られました。
「今年は10㎞の定員を増やし、家族割引を導入したこともあり出場者は16,500人にもなりました。青梅マラソンは起伏の激しいタフなコースですが、自然の豊かさを感じながら、楽しんで走ってください。沿道の市民の皆さんはランナーの方々にあたたかい声援を贈ってください。私も10㎞に出場します。最高の大会にしましょう!」(大勢待市長)
「ランナーの皆さんが日ごろの練習の成果を十二分に発揮し素晴らしい成績で完走されることを心より祈念いたします。市民のあたたかい声援はランナーの背中を押す何よりの活力になると思いますので、ご声援をよろしくお願いいたします」(島﨑議長)
「私は10㎞を12回連続で完走中。明日も出場します。気温が少し高くなりそうですが、天気は良いということですので、頑張ってまいります。大勢の沿道の皆さんのご声援をどうぞよろしくお願いいたします」(井上代議士)
「早春の青梅路を多くのランナーが全力を尽くして走られること、それを支える関係者の皆さまが、今日、明日の2日間が充実した時間となることを、心より祈念いたします」(森村都議)
小池百合子東京都知事からの祝電が読み上げられた後、招待選手とゲストの皆さんから、一言ずつ大会に向けたコメントがありました。
坪井慧(TRACK TOKYO)
「6年ぶり2度目の青梅マラソン。前回は3位だったので、今回も上位入賞を目指します!」
秋吉拓真(東大)
「30㎞レースを走るのは初めて。ペース配分を考えて、頑張りたいと思います」
鷲見梓沙(ユニバーサルエンターテインメント)
「去年は優勝することができたので、自分の記録を超えたい」
森田香織(パナソニック)
「明日は一緒に出場するランナーの皆さんと楽しみながら走りたいです」
たむじょー
「昨年に続き10㎞に出場します。ライバルは(大勢待)市長です!(笑)」
げんき~ず
「明日は元気に走ります。うるさくてごめんなさーい!」
高橋尚子さん
「毎週のように各地のマラソンの応援に駆けつけて、声がかれてしまいました。明日は私の声がもつか、皆さんの脚がもつか競争です! 思い出になる時間を作りましょう」
高橋大輔さん
「スターターをするのははじめて。皆さんそれぞれの目標達成に向けて、微力ながらお手伝いさせていただきます」
その後、野上翔大さんによる選手宣誓、中村孝生さん(東京陸上競技協会常任理事)より、明日の大会に向けた注意点が発表されました。
「明日、30㎞の部スタートの時点で気温11℃、12時には12℃、13時には13℃と上昇していきます。冬は水分を控える傾向がありますので、早めの給水、こまめな給水を心掛け、自己記録目指して頑張ってください」(中村審判長)
この後、ランナー応援イベントとして、日本航空高校石川ダンス部「ウイングダンスカンパニー」がダンスを披露。昨年の能登半島地震により青梅に全校避難しているという生徒の皆さんによる華麗なパフォーマンスに惜しみない拍手が送られました。
続いては、AOSYNスペシャルトークショー。今年は高橋尚子さん(シドニー五輪女子マラソン金メダリスト)、スターターを務める高橋大輔さん(フィギュアスケーター)、五輪メダリストの共演となりました。
スーツ姿でビシッと決めた大輔さんが登場すると、会場からは「大ちゃ~ん」と黄色い声援が飛び、「いつものトークショーとお客さんの層が違いますね(笑)」と尚子さん。以前から親交のあったというお二人の楽しいトークが弾み、食事や体調の整え方などアスリートらしい、明日の大会に向けたアドバイスが送られました。最後に大輔さんがスターターを務めることから出場を決めたという参加者から「苦しくなったときに頑張る方法」について質問がありました。
「苦しい時間が、いつまでも続くと思うとシンドくなる。いつかは終わるんだ、スタートがあれば、ゴールもあるんだと思えば乗り切れる」(高橋大輔さん)
「苦しくなったら、次の電柱までは頑張ろうのように、目に見える範囲に目標を作る。坂を走っているときも、頂上を見るんじゃなくて、頭を下げて、あごを引いて、目線を下げると頑張れますよ」(高橋尚子さん)
さらに、会場では高橋尚子さんとランニング系YouTuberのたむじょーさんによるトークショー、げんき~ず(吉本興業)の元気たつやさん、宇野けんたろうさんによるパフォーマンスが続き、最後はお待ちかねの「BIGチャンス抽選会」。出場者を対象にゼッケンナンバーで「札幌マラソン参加ご招待」(10月5日開催)のほか、PUMAの最新ランニングシューズや高橋尚子さんのサイン入りトレーニングウェアといった豪華賞品が当たる抽選会が行われました。げんき~ずやたむじょーさんの軽妙なトークとパフォーマンスも相まって、会場は熱気に包まれました。
大会前日イベントは大盛況のうちに終了。そして、いよいよ迎える第57回青梅マラソン。ランナーたちは開会式の興奮を胸に、それぞれの目標に向かってスタートラインに立ちます!