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2023.2.18

【第55回記念大会前日レポート】開会式とトークショーが開催されました

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大会の前日となる2月18日(土)に、30kmの部のフィニッシュ地点となる住友金属鉱山アリーナ青梅(青梅市総合体育館)で開会式などが行われました。

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まずは、開会式に先駆けて、歌手の三田りょうさんが、青梅マラソンの公式ソング「春呼ぶ祭典(まつり)」を熱唱しました。三年ぶりの青梅マラソンの開催を「待っていた」と話す、三田さん。会場への手拍子の呼びかけに、来場していた皆さんも「こちらも待っていました」とばかりに笑顔で応えます。

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開会式が始まると、まずは主催者を代表して、青梅市 浜中啓一市長から挨拶がありました。今年は1万3000人のランナーの方に応募がありましたが、これについて浜中市長は「開催への期待の表れ」と話すとともに、「青梅マラソンは市民の皆さんが心待ちにしていた大会」とコメントしています。

続いて、登壇されていた来賓を代表して、青梅市議会議員 鴨居孝泰さん、衆議院議員 井上信治さん、東京都議会議員 森村隆行さんからも挨拶がありました。

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「今年は55回目の記念すべき大会。長い歴史の中で多くのドラマを生み、多くの勇気と感動を与えてきました。私も明日は30キロの部を走りますが、沿道からの温かい声援はランナーの活力になるので、ご声援よろしくお願いいたします」(鴨居議員)

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「私も青梅マラソンは10回連続で完走しており、明日も走ります。大勢の市民の声援をうけて、青梅の景色を見ていると、自分の実力以上の結果が出せる大会だと思います」(井上議員)

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「今年は待ちに待った大会ということで、途中で天気が崩れるかと思いましたが、明日はいい天気になりそうです。町をあげてのお祭りと言うことで、皆さんで盛り上げていきましょう」(森村議員)

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その後、国内招待選手やゲストランナーの紹介、競技者宣誓が行われ、最後は30キロの部で審判長を務める東京陸上競技協会の中村孝生さんが登壇。「道路の狭いところでは左側をキープして事故を防ぐように」と呼びかけるとともに、当日の気温が高くなりそうなことについて、「タフなコースなので、こまめに給水をとって完走してください」とのアドバイスがありました。

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開会式の後は、引き続き会場に青梅総合高校の和太鼓部が登場。「初穂」「爛花」の2曲を演奏しました。お祭りの法被姿をした生徒たちがダイナミックな動きで太鼓をたたくと、その迫力満点の音色に会場が盛り上がります。

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そして、毎年恒例の「AOSYNスペシャルトークショー」には、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんと、箱根駅伝における“3代目 山の神”こと神野大地さんが出演。3年ぶりの開催について、高橋さんは大会への思い入れとともに、レースのコツをたっぷりと語ってくれました。

なお、山の神をもってしても「キツい」という青梅の上りについて、神野さんは「力まずに走ること。顔がこわばると肩周りに力が入るので、笑顔…は難しくても、なるべく普段の顔つき、力具合で走ってください。あとは、目線をあげずに、5メートルぐらい前をまっすぐ見る感じで走るのもポイントです」と語っていました。

これについては高橋さんも同意見のようで、「私は下目をするようにしていますが、上を向くと呼吸が入りにくくなり、重心が後ろになって足が前に出づらくなります。これを変えるだけで坂で5人は抜けますよ」と話していました。

ちなみに、大会では30キロの部で最後尾から走るという高橋さん。かつてのようなハイタッチ…は難しいので、エアハイタッチを行うそうですが、希望があればハイタッチも募集しているそうですよ。

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トークショーの後は、ランナーの皆さん待望の「BIGチャンス抽選会」を実施。今年は「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2023」の招待のほか、PUMAの最新シューズ、ランニンググッズなどが賞品として用意されました。

このうち、ホノルルハーフマラソン・ハパルア2023ご招待のプレゼンターは高橋尚子さんが行い、抽選の結果、30キロの部にエントリーしていた原島覚さんが見事ゲットしました。ニューヨークやマウイなど、海外のマラソン大会には出場した経験があるそうですが、ホノルルははじめてということで「楽しみにしています」とのこと。今年の青梅マラソンは久々のランになるとのことなので、これをステップにぜひホノルルも楽しんできてください!