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2018.2.15

おうめくんレポート『ゲストランナーの早田俊幸選手に会ってきました!』

ランナーのみなさん、こんにちは! 今回は、おうめくんと一緒に、10kmの部のゲストランナー・早田俊幸選手にお話をうかがってきました!

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1995年イェーテボリ世界陸上の1万メートル代表にもなった早田選手は、1997年開催の第31回大会・30kmの部で優勝しており、当時の東京国際マラソンなどさまざまな大会で優れた成績を残しています。そんな早田選手にとって、青梅マラソンとはどんな印象がある大会なのでしょうか?

「これまで青梅マラソンには2回出場していますが、行きが山に向かって登っていくコースなので、アップダウンがきついという印象です。私が走ったときには、ゴール手前1kmぐらいの地点で急な登りがあって、そこがひとつの駆け引きの場になっていました。前半が登り、後半が下りというコースは今も変わっていないと思うので、きちんとペース配分しないと、最後はバテてしまいます」(早田選手)

早田選手が1回目に青梅マラソンを走ったときには、積極的な走りで先頭に立ったものの、レース終盤で後続に追いつかれて3位に終わってしまったとか。そこで、次の大会では折り返しまでは体力を温存し、後半で一気にペースをあげて、見事、優勝を飾りました。

「アップダウンがきついコースなので、イーブンペースを心掛けて、後半で、“ここからならゴールまでもつな”と思ったタイミングで、ペースを上げると良いのではないでしょうか。前半は向かい風だった印象がありますし、気温も低いので、なるべく集団に入って温存した方が良いと思います」(早田選手)

ほかにも、コース上では曲がり角の電柱に衝突緩和のためか布団がブラ下げられていたそうで、「あぁ、そんなに多くの人が走るのか」と印象的だったとか。そして、30kmという距離は当時としても珍しく、選手の間でも人気のあるレースだったそう。「沿道からの歓声の多さも記憶に残っています」(早田選手)。

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現在は、リスタートランニングクラブでランニングコーチ として活動している早田選手。今度の青梅マラソンでは、どんな走りをしたいですか?

「楽しく皆さんと一緒に走れたらと思います。あとは、怪我をしないのが第一ですかね。ベテランランナーの方も多い大会なので、皆さんご存知だとは思いますが、寒さにも十分な対策をしたうえで、レースを迎えていただければと思います」(早田選手)

なお、当日は早田選手と同世代の平塚潤選手(1993年第27回大会優勝)、実井謙二郎選手(2003年第37回大会優勝) も10kmの部のゲストランナーとして出場予定。名選手の方々と一緒に走るのも楽しみな大会になりそうですね!