大会レポート

2017.2.19

【第51回大会前日レポート】青梅市総合体育館で開会式などが行なわれました

大会前日の2月18日(土)青梅市総合体育館第1スポーツホールでは、開会式のほか、さまざまな催しが行なわれました。

51回開会式全体

青梅市立第三中学校吹奏楽部による演奏で幕を開けた開会式。

51回開会式吹奏楽

冒頭では、主催者を代表して青梅市の浜中啓一市長が挨拶。

51回開会式市長

浜中市長は、青梅マラソン大会が昨年50回という節目を迎えたこと、51回目も盛大に開催できることに感謝の言葉を述べると、改めて、「沿道のみなさまの熱い声援が青梅マラソンの魅力」とコメント。その後、青梅市議会議長の山本佳昭氏、衆議院議員の井上信治氏、東京都議会議員の野村有信氏、ボストン体育協会副会長のマイケル・オリーリー氏が登壇し、それぞれ、選手を激励。

競技者宣誓は、青梅市陸上競技協会所属の紺野秀幸さんが力強く宣誓の言葉を掲げました。

51回開会式宣誓

開会式の後は、30キロの部のスペシャルスターターを務める、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんと、招待選手の押川裕貴選手(トヨタ自動車九州)、神野大地選手(コニカミノルタ)、鷲見梓沙選手(ユニバーサルエンターテインメント)を迎え、「AOSYNスペシャルトークショー」が開催されました。

51回開会式トークショーa

青学大時代に「3代目・山の神」として大活躍した神野選手は、青梅マラソン初参戦。コースの印象について、「平地を探すのが難しいくらい上り下りがメインなので、いかにリズムを崩さず走るかがポイント」と話すと、「箱根の山だけでなく、青梅の坂もしっかり走って、“青梅の神”と呼ばれる走りをしたい」と、宣言。

51回開会式神野選手

さらに、今大会、男女共に、30キロで優勝すると50万円、大会記録を更新すると200万円をもらえることから、神野選手は、「大会記録更新を目指しているので、15キロを44分30秒で通過して、後半は粘る。250万円をとりにいきたい」と意欲満々。この発言には、前回大会優勝者の押川選手も反応。「神野選手は強いと思いますが、こちらには昨年30キロを走っているアドバンテージがあるので、負けるつもりはない」と、闘志を燃やしました。

51回開会式押川選手

トークショーでは、参加ランナーに向けて、坂道を走るときのアドバイスも。

51回開会式鷲見選手

神野選手は「腕をしっかり振ること」、押川選手は「小刻みに、ピッチを早くすること」を意識しているとのこと。鷲見選手は、坂の頂上を見ると絶望感を感じるため、「目線を下げて走る」そう。

51回開会式高橋さん

「目線が上だと顎が上がって、体が後ろに反って足を上げようと思っても前に出ない。目線を下げた方が、体が前傾になって足が前に出やすい」と、高橋さんも共感。また、鷲見選手は下り坂では「転がって落ちるように走る」そうで、高橋さんも「イメージが大事」と頷きました。

トークショー後は、“大会の盛り上げ役”としておなじみの吉本芸人・げんきーずによるミニライブ。ツッコミ担当の宇野けんたろうさんは、フルマラソン2時間34分の好記録をもっており、“日本人の”タレントでは1番速いランナーだとか。

51回開会式ミニライブ

ライブでは、「青梅マラソンは好きだが、22キロ過ぎてからの坂は嫌いだ」「青梅マラソンがフルマラソンだと思って参加したら30キロだった」など、青梅マラソンのあるあるネタを披露。さらに、ボケ担当の元気☆たつやさんが三点倒立をしながら足でクラッカーを鳴らすなど、会場をわかせました。

51回開会式元気

その後、再び、高橋尚子さんとげんきーずが登場し、「BIGチャンス抽選会」を実施。

「BIGチャンス抽選会」は、大会前日にナンバーカードを引き換えに来た参加者を対象にした抽選会で、大賞となる「BIG賞」は、なんと、4月9日に開催される「ホノルルハーフマラソン・ハパルアツアー」の招待券。

51回開会式BIG

この「BIG賞」を見事ゲットしたのは、3回目の青梅マラソン出場となる、青梅市民の巴正樹さん。「運を使い果たしてしまいました……」と驚いた様子。毎回、レース中に高橋さんとハイタッチをするのが楽しみだそうで、壇上でハイタッチをし、笑顔を見せました。「BIG賞」のほか、プーマのシューズやグッズ、明治のスーパーヴァームなど、豪華商品がプレゼントされました。

このほか、ランナー応援イベントとして、青梅総合高校による和太鼓演奏や、青梅市立第三小学校 かすみ学級、エマネーションダンススタジオによるヒップホップダンスショーも行われ、大会前日から大いに盛り上がりました。

51回開会式和太鼓

51回開会式ダンス1

51回開会式ダンス2

51回開会式ダンス3

ちなみに、ナンバーカードが入っている袋の中には、レース後におすすめのバスクリンの入浴剤や、青梅市の観光ガイド冊子なども入っているのでぜひご利用ください!

きき湯