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2015.2.25

【第49回大会レポート】10キロの部

男子は遠藤宏夢選手(國學院久我山高)、女子は元廣由美選手(八王子高)と、ともに高校生が制した10キロの部。すでにご紹介した表彰式の様子に続き、当日のレースの様子を写真とともに振り返ります。

 

10キロの部のスターターは日本の実業団で活躍し、アトランタ銅メダル、シドニー銀メダルと、五輪マラソンで二大会連続メダルを獲得した名ランナー、エリック・ワイナイナさん。スペシャルゲストの高橋尚子さん、御岳健康大使で今大会では30キロに出場したタレントの福島和可菜さんも応援に駆けつけました。

 

 

スタートに先立ち、ワイナイナさんが「記録より記憶に残るレースをしてください!」とランナーたちにエールを贈ると、高橋さんが「私は30キロに出場しますが、その前に10キロにも出場することにしました。一番後ろからスタートして、一人でも多くの人とハイタッチしたいと思いますので、皆さん、頑張りましょう」と急遽、レース参加を宣言。9時30分、ワイナイナさんによる号砲でランナーの皆さんがスタートしました。

 

 

 

ゴール地点は青梅市役所前。最初にゴールに飛び込んできたのは、遠藤宏夢選手。30分41秒の好タイム、必死のラストスパートでしたが、テープを切ると白い歯がこぼれました。

 

 

惜しくも11秒差、30分52秒の2位でのゴールしたのは神戸駿介選手(松が谷高)、3位は岸哲也選手(國學院久我山高)で、例年通り全体のトップスリーは、高校生で占められました。

 

 

女子のトップ、元廣由美さんは33分52秒と、こちらも好タイム。ゴール後も余裕の表情で、早速、ケーブルテレビの取材を受けていました。

 

 

その後も続々とランナーたちがゴール。するとそのなかにスターターのワイナイナさんの姿が。実は高橋さんとともに、飛び入りでレースに参加していたのです。ゴール後も次々にやってくるランナーを迎えました。

 

 

高橋尚子さんはスタートでの宣言どおり、ゴール前までやってきては、何度もコースを戻り、一人ひとりのランナーたちとハイタッチ。なかには「(高橋さんとハイタッチする人は)これで三度目だよ(笑)」という人も。

 

 

制限時間が迫ると「急いで、急いで」と、ランナーの手を引いて一緒にゴールする姿も見られました。

 

 

出場したランナーの皆さん、お疲れ様でした!!