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2015.2.15

第49回青梅マラソン大会30キロの部の表彰式が行われました

15日(日)午後2時40分頃から青梅市総合体育館に設置されたステージで、第49回青梅マラソン大会30キロの部の表彰式が行われました。

 

プレゼンターとして、10キロの部のスペシャルスターターを務めたエリック・ワイナイナさん、30キロの部のスペシャルスターターを務めた田中理恵さんも登壇。30キロの部、男女それぞれの総合、40歳代、50歳代、60歳以上の入賞者が表彰されました。

 

23km地点以降、白熱したトップ争いが繰り広げられた男子総合の部は、ラスト1.5kmで首位に躍り出た長谷川清勝選手(JR東日本)が接戦を制し見事優勝。1時間33分6秒でのゴールでした。

終盤まで長谷川選手と競り続けた菊地聡之選手(城西大学)と荻野皓平選手(富士通)はそれぞれ1時間33分24秒、1時間33分42秒でゴール。2位となった菊地選手は「長谷川選手同様、ボストンマラソンを目指していただけに悔しい」と語り、「今回のレースは最終的にスタミナが足りなかったけれど、スピードも課題。今後は両方磨いていきたい」と振り返っていました。今後の目標である「箱根駅伝3位以内」に向け、課題を見つめ直すレースとなった様子でした。

 
女子総合は天児芽実選手(キヤノンアスリートクラブ九州)が独走状態で優勝。1時間46分52秒と2位に5分以上の差を付けてのゴールでした。

 

青梅マラソン初出場だった天児選手。“名物”であるアップダウンに加え、風も強かった今年の大会ですが、レース後の感想では「走ってみたら覚悟していたほどきつくはなかったです」と話しており、終始自分のペースで走った結果の優勝という様子でした。

 

女子2位は大久保絵里選手(ミキハウス)で、記録は1時間52分19秒。大久保選手は高校時代に10キロの部に出場したのを皮切りに、30キロの部もこれで3回目ということで、青梅マラソンはおなじみの大会。「久しぶりに走ると(アップダウンなどが)キツいと感じましたが、やっぱりリズムは取りやすくて、淡々と走り切れました」と笑顔。次の目標である名古屋ウィメンズマラソンに向けて「いい刺激になりました」と振り返っていました。

 

1時間53分6秒で女子3位となったのは牟田崎茜選手(エディオン)。初めての青梅マラソンの感想は「アップダウン、特に28km過ぎの上り坂はキツかったです」。今はフルマラソンを走ることを視野に入れつつ練習中とのことで、30kmの青梅マラソンはいいチャレンジになったようです。

また、今回の大会では女子50歳代の部で大会新記録が出され、会場からは歓声と拍手が送られました。年齢別部門での結果は以下のとおり。

 

■30キロの部男子40歳代

優勝 和田孝司(多摩川クラブ)1時間43分38秒

2位 松野淳司(塩尻市陸協)1時間45分01秒

3位 中島潤(羽生市陸協)1時間45分04秒

 

■30キロの部男子50歳代
優勝 奈良部悟(東京都庁)1時間54分11秒
2位 高田和義(チームTKD)1時間54分56秒
3位 大須田祐一郎(NEC府中)1時間56分17秒

■30キロの部男子60歳以上
優勝 山崎進(しばたさくら)2時間05分00秒
2位 村田玲一(M@平塚)2時間06分09秒
3位 石川英次(あきる野市役所)2時間07分34秒

 

■30キロの部女子40歳代
優勝 佐々木寿子(東京WINGS)2時間00分44秒
2位 藤澤舞(札幌市役所)2時間02分28秒
3位 唐木景子(—)2時間03分11秒

 

■30キロの部女子50歳代
優勝 石川操(坂戸GH)2時間04分47秒(大会新)
2位 弓削田眞理子(越生高校教員)2時間09分34秒
3位 池田初美(青梅はしろう会)2時間11分46秒

 

■30キロの部女子60歳以上
優勝 鈴木美津江(日野走友会)2時間24分06秒
2位 古山孝子(—)2時間35分19秒
3位 堀江昌枝(かわうそクラブ)2時間35分36秒