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2013.2.17

柏原選手「来年もう一度出場してリベンジします」

第47回青梅マラソン30キロ男子総合で3位となった柏原竜二選手(富士通)が、レース後の会見を行ないました。


レースは序盤から柏原選手が引っ張る形で展開。20キロ過ぎまでは柏原選手にコニカミノルタの伊藤正樹選手、そして同じくコニカミノルタの谷川智浩選手がほぼ続きデッドヒートを繰り広げました。そして22キロ過ぎ、伊藤選手がスパート。柏原選手の前に出るとそのまま2位以下を引き離し、見事逆転優勝を果たしました。2位には谷川選手が入り、柏原選手は3位という結果となりました。

箱根駅伝での活躍から実業団入りし、将来のフルマラソンに向けて初の30キロに挑んだ柏原選手。世間の注目を集める中でのレースとなりましたが、惜しくも優勝には一歩届かず……。でも、レース後会見で率直な気持ちを語ってくれました。

敗れたことについては素直に「力不足ですね」と話した柏原さん。

「ハーフもろくにレースに出ないまま30キロ走るとこうなることがわかりましたが、これはきっとマラソンにつながる。まだまだ勉強させてもらう部分がありました。」

レース展開としては、1キロ3分で最後まで刻んで行く走りをしたかったそうですが、それができなかったとのこと。

「22キロまではしっかり行けたんですが それ以降は足が棒になってしまいました。そこから先も思い切って足を動かせる、(別府大分毎日マラソンで優勝した)川内優輝さんみたいな走りができませんでした。」

青梅マラソンについては

「自分に合っているコースだと思うので、できれば来年もう一度出場し、リベンジしたいと思います」

との嬉しい言葉も! さらに

「沿道の観客がすごくて、非常に走りがいを感じました。ここまで沿道のお客さんが多いお試合はそうそうないので、楽しく走れました。」

と語ってくれました。

「自分が楽しむだけでなく、勝つことで応援してくれる人や観ているお客さんもワクワクさせるのが僕の仕事だと思うので、もっと力をつけていきたいと思います。」