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事務局からマラソン関連のニュースや青梅市の地域情報をお伝えします。
おうめくんレポート『青梅だるま市に行ってきたよ~』
早いもので、1月もそろそろ終わり……。
いよいよ、青梅マラソン大会が開催される2月に突入ですね。
年末の七福神巡りで、ランナーのみなさんの健脚祈願に勤しんでいたおうめくんも、大会が近づくにつれ、居てもたってもいられない、といった様子……。
そんなこんなで、実はせわしなく動き回っているおうめくんですが、今日は、1月12日(土)に開催された、青梅だるま市に遊びに行ったときのことをレポートしてくれるみたいです。
おうめくん、よろしくね!
青梅だるま市は、旧青梅街道(住江町交差点~市民会館前交差点)を賑わす、新春の風物詩。
各地で開催されているだるま市の多くが、神社やお寺の境内で行われるのに対し、こちらは珍しく街道で行われます。
毎年1月12日(曜日にかかわらず、毎年固定)、露店がズラリと並ぶなか、縁起物の「だるま」がゴロゴロと売られている様子は、観ていてとても楽しい気分にさせてくれるもの。
昨年の大会前に、おうめくんが訪れた住吉神社の境内でも、同時期、古いだるまや御礼のお焚き上げが行われ、甘酒も振舞われているんですよ。
毎年、地元の人たちだけでなく、遠方からもたくさんの人が訪れるそうです。
青梅だるま市が、いまの形式になったのは、25年ほど前だそうですが、青梅で「だるま市」が始まったのは、もっとずっと昔の話とか。
その起こりは、およそ550年前に青梅で始まった、織物中心の物々交換の市場――「六斎市(ろくさいいち)」と言われているんですよ。
この六斎市では、養蚕の繁栄を祈願して「まゆ玉(米粉を繭の形に団子にしたもの)」が売られていたそうですが、そのうち縁起物として「だるま」も売られるようになったといいます。
戦後、青梅の地場産業は衰退してしまい、青梅の市から「まゆ玉」の姿がなくなり、「だるま」だけが残ったというのです。
そのほかにも、青梅だるま市の起源は諸説あるようですが、いずれにしても、古くから伝わる、青梅の伝統文化であることに変わりありません。
そんな、歴史を知ってか知らずか、おうめくんはとても興味深そうに、青梅だるま市を堪能していましたよ。
最後には、しっかり、ランナーのみなさんの健脚祈願もして、おうめくんも、満足そうでしたよ。