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2015.6.19

【地域情報】美術館から昭和レトロまで、雨でもOKな青梅のアートスポット

御岳山登山やマラソン大会などアクティブなイメージの強い青梅ですが、実は市内に数多くの美術館や博物館を擁する芸術の街でもあります。駅前には”昭和の街”をテーマに、レトロな趣のある町並みが広がり、懐かしい映画の古看板が訪れる人たちの目を楽しませています。また、画家の川合玉堂が晩年を過ごし、文豪の吉川英治が第二次世界大戦の戦火の中を生き抜いた街でもあり、彼らの作品が数多く見られるのも大きな魅力です。ときには芸術や文化に触れて、トレーニングで疲れた心を癒してみてはいかがでしょうか?

昭和レトロ商品博物館
●0428-20-0234
●東京都青梅市住江町65
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
●開館時間 10:00-17:00
●入館料 大人350円 子供200円
昭和B級文化研究家の串間努によるコレクションを中心に、かつて流通していた商品の看板や包装紙を集めた資料館。映画看板絵師の久保板観が手掛けた作品も数多く公開されており、当時のレトロな世界観を目の当たりに出来る。

昭和幻燈館
●0428-20-035
●東京都青梅市住江町9
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
●開館時間 10:00-17:00
●入館料 大人250円 子供150円
昭和レトロ商品博物館の別館で、15年のリニューアル以降は青梅でデビューを飾ったクリエイターユニットユニット『Q工房』の作品を展示。墨絵作家の有田ひろみ、ぬいぐるみ作家の有田ちゃぼが手掛けた、”猫”をテーマとする作品を展示している。
(※写真は一部内容が現在と異なっている可能性があります)

青梅赤塚不二夫会館
●0428-20-0355
●東京都青梅市住江町66
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
●開館時間 10:00-17:00
●入館料 大人450円 子供250円
『天才バカボン』でお馴染みの、昭和を代表するギャグ漫画家・赤塚不二夫に関する博物館。漫画原稿や写真、書籍など、数多くの貴重な資料が展示されている。登場キャラクターの「うなぎいぬ」などをモチーフとしたユーモラスなグッズを、ぜひ青梅のお土産としてゲットしたい。

吉川英治記念館
●0428-76-1575
●東京都青梅市柚木町1-101-1
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日、2015年は6月1日-8月31日、12月1日-翌年2月29日)
●開館時間 10:00-17:00
●入館料 大人500円 学生400円 小学生300円
『宮本武蔵』や『新・平家物語』、『私本太平記』など、数多くの歴史小説で国民的なヒットを記録した吉川英治の資料館。蔵書や愛用の文房具といった約2万点に及ぶ資料の中から、そのうち300点を定期的に入れ替えながら展示している。

たましん御岳美術館
●0428-78-8814
●東京都青梅市御岳本町1-1
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
●開館時間 10:00-16:30(11月-3月は16:00まで)
●入館料 大人500円 大・高校生400円 中・小学生300円
御岳渓谷遊歩道に面しており、渓流筋の散策がてらにぜひ立ち寄りたいスポット。多摩地区を代表する作家に加え、荻原守衛の「女」、中原悌二郎の「若きカフカス人」 など、新宿中村屋「中村屋サロン」に集ったアーティストの作品を収蔵。
明治から昭和にかけての日本における近代洋画も数多くコレクションされている。

青梅市立美術館
●0428-24-1195
●東京都青梅市滝ノ上町1346
●休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
●開館時間 9:00-17:00
●入館料 大人200円 中・小学生50円
青梅にゆかりの深い洋画家の小島善太郎、工芸家の藤本能道による作品を常設展示する。その他、近現代にわたって収蔵された日本画、洋画、版画は約2,200点。この地に住む作家、市内の小学生による作品展なども開かれ、地域におけるアートイベントの会場となっている。

青梅きもの博物館
●0428-76-2019
●東京都青梅市梅郷4-629
●休館日 月曜日-木曜日(12月-2月は常時休館)
●開館時間 10:00-16:00
●入館料 大人800円 中・小学生500円
武家や商家で用いられていた時代衣装など、約500点にわたる着物を集めた博物館。展示内容は3カ月周期で入れ替えられ、振袖や祝着など明治天皇内親王が実際に着用された、煌びやかな皇室の和装も見られる。