大会レポート

2013.3.25

【第47回青梅マラソン大会】女子30キロの部優勝者インタビュー・加藤麻美選手(パナソニック)

大会史上2人目の連覇を達成した加藤麻美選手(パナソニック)。
「昨年優勝して自信がつき、その後、ハーフマラソンの自己ベストを更新できたので、青梅マラソンはすごく良いイメージがありました。去年よりタイムは悪かったですが、二連覇できてとても嬉しいです。アップダウンも嫌いではないので、うまくリズムに乗って走れました」。

 

レース本番4日前まで、アメリカでマラソンに向けた合宿練習をしていたこともあり、不安もあったそう。
「名古屋(3月10日に開催された「名古屋ウィメンズマラソン2013」)に向けて1カ月間ほど合宿をし、2月14日に日本に帰ってきてのレースだったので時差や疲労が気になっていましたが、うまくレースに合わせて走れました。優勝できたので良いイメージで名古屋に臨めそうです」。

 

初マラソンとなる「名古屋ウィメンズマラソン2013」に向けて「未知の距離なのでどれくらい走れるか分からないですが、初めてだからこそ、限界を決めずに自分の走りをしたい」と意気込みを語ってくれていた加藤選手。結果は2時間30分26秒で9位。目標タイムには届かなかったようですが、見ごと「新人賞」を受賞。やはり、青梅マラソンは加藤選手にとって追い風になる大会だったようです。

 

小学生の頃に、2000年のシドニー五輪女子マラソンで優勝した高橋尚子選手の走りを見て、マラソンを目指すようになったという加藤選手。高橋尚子選手はシドニー五輪後、第35回青梅マラソン大会(2001年)に出場し優勝。加藤選手が世界へ羽ばたき、再び青梅路を走る日も近いかもしれません!